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岩沼
「岩沼〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩沼の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「船」より 著者:島崎藤村
手紙には、寒い方から鼻の療治に出掛けるとしてあった。仙台から一里ばかり手前にある
岩沼というところが山本さんの郷里だ。この空には、東北の方の暗さも思いやられた。 ....
「家」より 著者:島崎藤村
れを正太は言出さずにいられなかった。 「そうそう」と三吉も思出したように、「丁度
岩沼の基督降誕祭に招ばれて行った後へ、君が訪ねて来て……あんな田舎らしい基督降誕....
「蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
寒くして頬に知らるる雪ぞ降りけるなどは感心し無かったろう。桑折《こおり》、苅田、
岩沼、丸森などの処々、斯様《こう》いう目を見たのであるから、蒲生家の士の正望の書....
「風流仏」より 著者:幸田露伴
円及び御礼の印までに金百円進上しおき候|間御受納下され度候|不悉 亀屋吉兵衛様へ
岩沼子爵|家従田原栄作とありて末書に珠運様とやらにも此旨御|鶴声相伝られたく候と....