岩絵[語句情報] »
岩絵
「岩絵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩絵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「失楽園殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
た方が、適切であるかも知れない。 扉の右手には、朱丹・群青・黄土・緑青等の古代
岩絵具の色調が、見事な色素定着法で現わされている、二人の冥界の獄卒が突っ立ってい....
「三斜晶系」より 著者:寺田寅彦
なっている。山々の中腹以下は黄色に代赭をくま取った雲霧に隠れて見えない。すべてが
岩絵の具でかいた絵のように明るく美しい色彩をしている。もちろん土佐の山々だろうと....