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岩船
「岩船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩船の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「川中島合戦」より 著者:菊池寛
えて、武田を贋懲すべき時が到来したのである。 されば、川中島出陣に際して、越後
岩船の色部勝長に送った書状にも、 「(前略)雪中御大儀たるべしと雖も、夜を以って....
「梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
二)夜討曾我――これ以後の順序明瞭に記憶せず、(十三)猩々(十四)小鍛冶(十五)
岩船半能(十六)烏帽子折子方(十七)田村(十八)殺生石直面(十九)羽衣ワキ(二十....
「金狼」より 著者:久生十蘭
ンカオ》で開かれた汎太平洋労働会議に派遣されたまま、今日まで行衛不明になっていた
岩船重吉《いわふねじゅうきち》さんでしょう」 キラリと眼を光らせて、 「そうで....
「老狸伝」より 著者:佐藤垢石
一 大寒に入って間もない頃、越後国
岩船郡村上町の友人から、野狸の肉と、月の輪熊の肉が届いた。久し振りの珍品到来に、....
「「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
村海老島、中頸城郡八千浦村夷浜、同夷浜新田、南魚沼郡浦佐村鰕島、南旭村鰕島新田、
岩船郡金屋村海老江などいうのがあり、ケット、マットのある中魚沼郡から西に続いた東....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
違いない」 と、居酒屋の中を覗いてみた。 表鳥居の参詣道をまッすぐに上って、
岩船山の丘、高津の宮の社頭に立ってみると、浪華の町の甍の上に朝の空気が澄みきって....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
ガメ) 岩代大江郡 ドンゴイガラ 陸前柴田郡 ドンゴロ 越後
岩船郡 ドンゴロ 同 粟生島 トントンガラ 信濃下水内郡 『....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
が、近頃は遊びの名前までが変ってきている。たとえば熊本の附近では猫もらい、越後の
岩船郡でも猫じゃ猫じゃというのがこの遊びで、 猫じゃ猫じゃ どの猫ほしや 後の何....