岩躑躅[語句情報] »
岩躑躅
「岩躑躅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岩躑躅の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
、近い植え込みの所には、五葉《ごよう》、紅梅、桜、藤《ふじ》、山吹《やまぶき》、
岩躑躅《いわつつじ》などを主にして、その中に秋の草木がむらむらに混ぜてある。中宮....
「墓が呼んでいる」より 著者:橘外男
の手頃な枝を切って、洋杖なぞを削りながら足も軽やかに、山を降りていたのです。と、
岩躑躅の一杯に咲き乱れた、そこの岩陰を曲った途端に、――もうそこは、山の麓になっ....