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岬角
「岬角〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
岬角の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「たき火」より 著者:国木田独歩
ら、晴に晴れて、黒澄《くろす》み、星河《せいか》霜《しも》をつつみて、遠く伊豆の
岬角《こうかく》に垂れたり。 身うち煖《あたた》かくなりまさりゆき、ひじたる衣....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
がけして、杣が三人停車場改築工事の木材を挽いて居る。橋の下手には、青石|峨々たる
岬角が、橋の袂から斜に川の方へ十五六間|突出て居る。余は一人|尖った巌角を踏み、....
「パルテノン」より 著者:野上豊一郎
上には青銅のアテネ・プロマコスの武装した巨像が立っていて、槍の尖の鍍金がコロナの
岬角を迂回する航海者の目標になっていたというので有名だった。 その外にも、アク....