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「岳神〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

岳神の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
富士」より 著者:岡本かの子
って諸山の山神に仕立てた自分の子供たちによって知れるところのものである。この山の岳神となったわが娘福慈神の性格が果してこの山の如くならば、自分がこの娘に対して抱....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ぐなのみね》」がそれだとあって、これを俗に甲籠山《こうろうざん》とも申します。御岳神社に納められたる、いま国宝の一つに数えられている紫裾濃《むらさきすそご》の甲....
不尽の高根」より 著者:小島烏水
。五合目は山中の立場である。 私は、御中道をするために、荷担ぎ一人連れて、小御岳神社の方面へと横入りをした。「途が違うぞよ」「そっちへゆくでねえぞ」遠くから呼....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
が、父の世の頃、或る恥辱をうけ、それを無念におもいまして、母と共に誓いをたて、御岳神社に参籠して、必ず、武道をもって世に立つことを神文に誓ったのです。――そして....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
神社森吉神社等、陸中石巻の白山神社、磐城倉石山の水分神社、九州では薩摩串木野の冠岳神社など、何れも旧来卯月八日を以て祭日としているのである。 さらに第三の点は....