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「島前〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

島前の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
間人考」より 著者:喜田貞吉
最も多く、各村共三軒、四軒、二十、三十無之は無く、只一宮村と云ふに一軒も無之候。島前三島の統計は不完全にして、詳細に知り難く候。其の記載例を見るに、例へば元屋村....
私本太平記」より 著者:吉川英治
となって、踏み迷った。 能登ノ介清秋は、その日、甥の判官清高に会うため、隠岐の島前から島後へ、舟で渡っていた。 隠岐ノ島は大別二つにわかれている。 本土寄....
随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
。 隠岐ノ島と一括して呼ぶ大小四つの島は、大別して北部の島後(どうご)と南部の島前(どうぜん)とに成っている。 古来、後醍醐帝が一年ほど流されていた地は、島....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
衆には興もなかったことであろう。その時も話したことだが、那須余一の扇の的とか、屋島前後のいろんな史話は、すべて人口に膾炙しているので、めったに除くわけにもゆかな....