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島後
「島後〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
島後の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「間人考」より 著者:喜田貞吉
称する階級ありたるのみ。貞享四年隠岐島各村の統計を編綴したる隠州記といふ書には、
島後の島内村数四十九箇村、家数二千二百六十二軒の内、七百二十九軒の間脇階級有之、....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
召喚をからくもすませて、出雲から海上まる一日を揺られて来た彼の船は、やっといま、
島後の八尾川ぐちへ入って、島第一の高峰、大満寺山を夕空に見つつ帆ぐるまの綱を解い....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
、もっと厄介な難問題だ。 隠岐ノ島と一括して呼ぶ大小四つの島は、大別して北部の
島後(どうご)と南部の島前(どうぜん)とに成っている。 古来、後醍醐帝が一年ほ....