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「島抜け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

島抜けの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
れを有難いと思っていればいいんですが、女のくせに大胆な奴で、二年目の天保十一年に島抜けをして、こっそりと江戸へ逃げ帰ったんです。こんな奴が江戸へ帰って来て、碌な....
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
いるものはすくなかろう――鉄心庵現住の、大坊主、これこそ、その道では名の通った、島抜けの法印《ほういん》という、兇悪《きょうあく》な代《しろ》ものなのだ。 十....