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島津久光
「島津久光〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
島津久光の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
て来たのであった。この大名は、日ごろの競争者で薩摩に名高い中将|斎彬の弟にあたる
島津久光がすでにその勢力を京都の方に扶植し始めたことを知り、さらに勅使|左衛門督....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
なかった。同じ公武合体の熱心な主唱者の一人で、しばらく沈黙を守っていた人に薩摩の
島津久光もある。この人も本国の方でのイギリス艦隊との激戦に面目をほどこし、たとい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
二十五歳 坂本竜馬 三十三歳 山内容堂 四十歳 徳川慶喜 三十歳
島津久光 五十歳 毛利元徳 二十八歳 鍋島閑叟 五十四歳 小栗上野 ....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
浪士の鎮撫《ちんぶ》に藉《か》るが、実はこれを煽動《せんどう》するものであると、
島津久光《しまづひさみつ》公に告口《つげぐち》した。公はこれを聞かれて非常に怒ら....
「新撰組」より 著者:服部之総
は、伏見寺田屋事件をかえりみるのが近道だろう。 幕政改革をめざす折衷派の盟主|
島津久光《しまづひさみつ》が上洛するその直前をねらって、七百の同志をもって伏見と....