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島津斉彬
「島津斉彬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
島津斉彬の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
院殿《おんきょういんでん》(家定《いえさだ》)の御台所《みだいどころ》は、薩摩の
島津斉彬《しまづなりあきら》の娘さんであります。お輿入《こしいれ》があってから僅....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
、策共に皆無でござりまする。金子が足りぬゆえ、町人より献金させよ、人がないゆえ、
島津斉彬を、異国方に取立てよ、と、己を弥縫《びほう》するに急であって、政道を布く....
「『七面鳥』と『忘れ褌』」より 著者:佐藤垢石
れたる婦女共なればさるおふけなき事を祈るならん』 と、答えた。 家定の室は、
島津斉彬の養女篤姫で、安政三年十一月十一日藩邸から本丸へ入輿したのであるが、将軍....
「I駅の一夜」より 著者:中谷宇吉郎
がして来て、静かに夫人の話に聞き入っていた。ふと目をやると、机の上に岩波文庫の『
島津斉彬言行録《しまづなりあきらげんこうろく》』が載っている。 「それはそうと、....
「島津斉彬公」より 著者:中谷宇吉郎
昭和十九年の暮に、岩波文庫の一冊として『
島津斉彬言行録』が出版された。これには牧野伸顕《まきのしんけん》伯《はく》の序文....