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島育ち
「島育ち〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
島育ちの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
てくれと言いますと、吉兵衛は、しばらくわたしの顔を眺めていましたが、お前はどうせ
島育ち、死ぬまで野暮ったく暮せるはずはない。いずれそんなことになるのだろうと覚悟....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
たか島の娘であり、山下は不知火《しらぬい》の天草島の娘だった。どちらも人なつこい
島育ちであったが、性格はまるでちがって、一人はひれを振りつつ石になった佐用姫の情....