崇福寺[語句情報] » 崇福寺

「崇福寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

崇福寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
斬られたさに」より 著者:夢野久作
のではない……」 と独言を云い云い引返して、箱崎松原の中に在る黒田家の菩提所、崇福寺の境内に忍び込んだ。門内の無縁塔の前に在る大きな拝石の上にドッカリと座を占....
長崎の印象」より 著者:宮本百合子
中に、両岸の緑と、次から次へ遠望される石橋の異国的な景色は、なかなか美しかった。崇福寺は、黄檗宗の由緒ある寺だが、荒廃し、入口の処、白い築地の崩れた間を通って行....
長崎の一瞥」より 著者:宮本百合子
かに穏やかな入海と、櫛比《しっぴ》した町々の屋根が展開される。 今籠町の黄檗宗崇福寺へ行って、唐門《からもん》前の石欄から始めて夕暮の市を俯瞰した時、その心理....
平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
ま》の斜面《なぞえ》には聖福寺《せいふくじ》や崇徳寺《すうとくじ》の唐瓦。中でも崇福寺《すうふくじ》の丹朱の一峰門が山々の濃緑から抽《ぬき》ん出て、さながら福建....