崎陽[語句情報] »
崎陽
「崎陽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
崎陽の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
の砌老父が許に立寄って、八十八の旧患者は八十一の旧医師と互に白鬚を撫して五十年前
崎陽の昔を語ると云う一幕があった。所謂縁は異なものである。
北海道も直ぐ開けて....
「法窓夜話」より 著者:穂積陳重
無名野草煙一 それで、島津氏も厳令を下して喫煙を禁止しようとしたのである。「
崎陽古今物語」という書に次の如き記事が見えている。 竜伯様(島津義久)惟新様(....
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
ちにこれを諾し、大井、小林と分袂《ぶんべい》し、新井と共に渡航の途《と》に就き、
崎陽《きよう》に至り、仁川行《じんせんこう》の出帆《しゅっぱん》を待ち合わせ居た....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
るも、好意にて別杯を具せらる。夜に入りて帰船す。 七日、晴れ。午後五時解纜す。
崎陽三十六湾、春色を装ってわが行を送る。たちまちにして暮雲雨をはらし、鎮西の諸山....