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「嵩山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

嵩山の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
ある。 父母の霊 劉根は字を君安といい、長安の人である。漢の成帝のときに嵩山に入って異人に仙術を伝えられ、遂にその秘訣を得て、心のままに鬼を使うことが出....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
から、長崎に来た時は五十八歳であった。曼公が周防国岩国に足を留めていた時、池田|嵩山というものが治痘の法を受けた。嵩山は吉川家の医官で、名を正直という。先祖は蒲....
十二支考」より 著者:南方熊楠
を成した。星占書に天鶏星動けば必ず赦ありと見えるからの事だと述べ、また万歳元年|嵩山《すうざん》に封じた時、大※樹杪に金鶏を置いた由を記す。しかし支那に諫鼓また....
三国志」より 著者:吉川英治
、内部はもめる。 雷薄、陳闌などという大将も、これでは行く末が思いやられると、嵩山へ身をかくしてしまうし、加うるに、近年の水害で、国政はまったく行き詰まってし....