川裾[語句情報] » 川裾

「川裾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

川裾の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
旅愁」より 著者:横光利一
のお水を見せて貰いたいと頼んでみた。 「五十鈴川のは水質が最上だね。愛硯家はあの川裾の方の大寒中の水を汲んで硯にするのが例だが、僕のは菌のわかないようにカンフル....
草迷宮」より 著者:泉鏡花
こへ灌ぐということもない。口につけると塩気があるから、海潮がさすのであろう。その川裾のたよりなく草に隠れるにつけて、明神の手水洗にかけた献燈の発句には、これを霞....