州浜[語句情報] » 州浜

「州浜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

州浜の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
灯明之巻」より 著者:泉鏡花
た。 ――家は、もと川越の藩士である。御存じ……と申出るほどの事もあるまい。石州浜田六万四千石……船つきの湊を抱えて、内福の聞こえのあった松平|某氏が、仔細あ....
駅夫日記」より 著者:白柳秀湖
ら時世が変って、廃藩置県の行われたころには井伊の老臣の池田某なるものに従うて、遠州浜松へ来た。 池田某が浜松の県令に撰抜されたからで、母は桜田の騒動以来、この....
烏恵寿毛」より 著者:佐藤垢石
まず場末を選ぶことになったのである。 中仙道の板橋方面、甲州街道の柏木方面、奥州浜街道の千住あたりを極力捜したのであるがいかに場末と雖も、資本金三百円をもって....
切支丹転び」より 著者:田中貢太郎
したことなどが原因となって、次第に主人の前が不首尾になったので、その秋|生国の遠州浜松在に隠遁して、半士半農の生活を送ることとなったが、その翌年の正月になって主....
こども風土記」より 著者:柳田国男
るのかも知れない。もっと他の地方の遊びかたを、詳しく尋ねてみなければならぬが、遠州浜松などでは家の中で、女の子も加わってする遊びであった。単にうつ伏しになってい....