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巡狩
「巡狩〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
巡狩の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
《う》せずとて筆拭草と呼ぶ、『淵鑑類函』二四一に『湘州記』いわく〈舜蒼梧の西湖に
巡狩す、二妃従わず、涙を以て竹を染む、竹ことごとく斑となりて死するなり〉、また『....
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
秀に命じて、遍ねく天下の名勝をスケッチして廻らせた。すなわち居ながらにして天下を
巡狩しようという、有難い思召だ……ドウヤラ貴妃様の御注文らしいがね」
「絵の天才....
「『尚書』の高等批評」より 著者:白鳥庫吉
、舜は下流社會の人、孝によりて遂に帝位を讓られしが、その事蹟たるや、制度、政治、
巡狩、祭祀等、苟も人君が治民に關して成すべき一切の事業は殆どすべて舜の事蹟に附加....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
撰んだ勅撰集の調子にはずれない平明の調である。 註 吉野朝のことに関しては『南山
巡狩録』『南山皇胤譜』の如きもの、近くは八代国治博士『長慶天皇御在位の研究』中村....