工銀[語句情報] »
工銀
「工銀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
工銀の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「松江印象記」より 著者:芥川竜之介
索莫《さくばく》たる嫌悪《けんお》の情以外になにものも感ずることはできないが、農
工銀行をはじめ、二、三の新たなる建築物に対してはむしろその効果《メリット》におい....
「道標」より 著者:宮本百合子
はきのうのことだった。「共産党を禁止しろ」「『リュマニテ』は労働者の敵だ!」「農
工銀行は人民の金を盗んでいる!」「フランスを売る共産党と共産党代議士を裁判しろ!....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
他の知人や俳句上の同人も多く出席して下さった。この席では郷里の年長者である、旧農
工銀行頭取の窪田節二郎氏が総代として私のために頌辞を述られ、次に警察部長大森吉五....
「瘤」より 著者:犬田卯
歩の山林のうち、半分は手放さなければ村の信用組合、F町の油屋――米穀肥料商――農
工銀行、土地無尽会社、その他からの借財は返せなかった。三円五円という村内の小作人....
「芝、麻布」より 著者:小山内薫
庭の井戸へ身を投げて命を果てたのだというのである。そう聞いて見ると、今の持主が農
工銀行で、家賃を毎月銀行へ収めに行くのも、変といえば変である。 とうとう気味が....