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左中弁
「左中弁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
左中弁の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
けいし》の人々や、子息たちなどがおおぜい出て来た。頭中将《とうのちゅうじょう》、
左中弁《さちゅうべん》またそのほかの公達《きんだち》もいっしょに来たのである。 ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
はかせ》が選んだ。短夜のころであったから、夜がすっかり明けてから詩は講ぜられた。
左中弁《さちゅうべん》が講師の役をしたのである。きれいな男の
左中弁が重々しい神さ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
尚侍の事件を思い出しておいでになった。 この中の最も重立った一人の乳母の兄で、
左中弁の某は六条院の恩顧を受けて、親しくお出入りしていたが、一方ではこの姫宮を尊....
「源氏物語」より 著者:紫式部
この女は柏木の大納言の乳母の子であって、父はここの女王たちの母夫人の母方の叔父の
左中弁で、亡くなった人だったのである。長い間|田舎に行っていて、宮の夫人もお亡く....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
に、その経過を客観的に概略だけ記して置こう。 建仁元年(一二〇一)十一月三日に
左中弁長房朝臣の奉書を以て、上古以後の和歌を撰進するように、和歌所の寄人たちに仰....