左兵衛佐[語句情報] » 左兵衛佐

「左兵衛佐〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

左兵衛佐の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
師即ち官医中有志のものは「阿蘭医術兼学|致候とも不苦候」と令した。翌日また有馬|左兵衛佐道純家来|竹内玄同、徳川|賢吉家来伊東|貫斎が奥医師を命ぜられた。この二....
じいさんばあさん」より 著者:森鴎外
織は江戸へ護送せられて取調を受けた。判決は「心得違の廉を以て、知行召放され、有馬左兵衛佐允純へ永の御預仰付らる」と云うことであった。伊織が幸橋外の有馬邸から、越....
雪の宿り」より 著者:神西清
が家督をおすべり遊ばした後は、やはり伊勢殿のお差図で、いま西の陣一方の旗がしら、左兵衛佐殿(斯波|義廉)が渋川家より入って嗣がれましたが、右兵衛さまとしてみれば....
酒渇記」より 著者:佐藤垢石
兵部大輔源嗣敬、右近衛少将藤原兼茂、藤原俊蔭、出羽守藤原経邦、兵部少輔良峰、遠視左兵衛佐藤原伊衡、平希也など僅かに八人であったのである。何れも当時無双の大上戸で....
私本太平記」より 著者:吉川英治
たかの様相がこの春は一ばい濃かった。 かねて、直義の手にひきとられていた養子の左兵衛佐直冬(幼名、不知哉丸)は、この一月ごろ、西国探題の名目をうけて、こつねん....