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左右田喜一郎
「左右田喜一郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
左右田喜一郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「科学論」より 著者:戸坂潤
蔵『経済哲学の基本問題』等。――但し主に経済学の方法論に経済哲学の名をつけたのは
左右田喜一郎・杉村広蔵・大西猪之介の諸氏のもの。こうした「方法論」的なものを除け....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
ことから、おのずから一つの思想流をなすものなのだ。例えば両方とも故人ではあるが、
左右田喜一郎博士の下には左右田学派の思想とも云うべきものがなり立ったが、福田徳三....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
色あるものではなかろうと僣越ながら推測されるのである。 杉村氏は人の知るように
左右田喜一郎氏の経済哲学を継承発展させた所の学者である。処が左右田氏は銀行家とし....
「婦人改造の基礎的考察」より 著者:与謝野晶子
リップスの『倫理学の根本問題』から多く啓発せられたのですが、近頃は高田保馬さんと
左右田喜一郎博士の論文とから更にいろいろの教を受けたことを茲に感謝します。 文....
「「道標」創作メモ」より 著者:宮本百合子
斯で、中学生になる、 自分も大してコッケイを感じず、おかしい。 ペレールによって
左右田喜一郎の話 ペレールへ泊った。 十月二十四日 親たち帰国、 十....
「ベルリン大学」より 著者:寺田寅彦
中に一人物馴れた日本人が居ていろいろ注意してくれて助かった。それは先年亡くなった
左右田喜一郎博士であった。自分よりはずっと前にドイツへ来ていて他の大学からベルリ....
「読書遍歴」より 著者:三木清
その立場は新カント派である。そしてやはり大正六年の暮にはリッケルトの弟子であった
左右田喜一郎先生の名著『経済哲学の諸問題』が出ている。これも私には忘れられない本....
「クリティシズムと認識論との関係」より 著者:戸坂潤
うまでもなくドイツ・イデアリスムスの系統のものであって、文化主義として――例えば
左右田喜一郎博士の場合)、大衆的には極めて安価な而もやや滑稽なレッテルにさえ堕し....