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左府
「左府〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
左府の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「手長と足長」より 著者:喜田貞吉
。 台記仁平四年正月十四日条、 景良雖 玉海、仁安二年十二月九日条、 摂政・
左府・下官・内府等、皆手長之。 吾妻鏡、康元二年二月二日条、 仲家役送。 大乗....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
あった。これは院政以来の上層部の大きな欲求で、保元平治の乱の頃の大立物であった悪
左府頼長、すなわち道長の直系の関白忠通の弟であった頼長は、ことに政治制度の上での....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
たのは儂の言いすぎ。つゆ、そのような疑いは持たぬ。また、悪党楠木とご卑下だが、悪
左府、悪源太、悪七兵衛、それもよからずや、と申しあげたい。――ともあれ、笠置の主....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
以前から合わない。 〔下野守義朝〕源ノ為義の嫡男。父の為義は、新院(崇徳上皇)や
左府頼長の謀叛には避けて中立を考えていたが、義朝が、率先して内裏方(天皇と、美福....
「俗法師考」より 著者:喜田貞吉
となっていたとすれば、他の権門勢家にもまた同様のことがあったと想像せざるをえぬ。
左府大将家の散所随身のことはすでに引いた。東寺の散所法師の所々の権門に属したこと....
「放免考」より 著者:喜田貞吉
元二年(高倉天皇朝)四月二十二日条に、賀茂祭の行列の状を記して、 右府生紀 兼康
左府生大江経弘 右志 中原重成 左志 安倍資成 清原季光 中原清重 ....