左近衛少将[語句情報] » 左近衛少将

「左近衛少将〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

左近衛少将の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
阿部一族」より 著者:森鴎外
従《じゅ》四|位下《いのげ》左近衛少将《さこんえのしょうしょう》兼|越中守《えっちゅうのかみ》細川忠利《ほそ....
旗本退屈男」より 著者:佐々木味津三
人や三人、問題とするところでない。目ざす対手は、大隅、薩摩、日向三カ国の太守なる左近衛少将島津修理太夫です。 「びくびく致すな、その方共なぞ、もう眼中にないわ。....
蒲生氏郷」より 著者:幸田露伴
松坂と呼んだ。前の居城松ヶ島の松の字を目出度しとして用いたのである。当時正四位下左近衛少将に任官し、十八万石を領するに至った。 小田原陣の時、無論氏郷は兵を率....
源氏物語」より 著者:紫式部
か、守の顔だちが上品であるとか、よいふうにばかりしいて言って出入りしている中に、左近衛少将で年は二十二、三くらい、性質は落ち着いていて、学問はできると人から認め....
大岡越前」より 著者:吉川英治
人もなげな天性を愛顧されて、幼名源六を新之助と改め、加冠して、従四位下に叙され、左近衛少将に任ぜられたという――厄介なお坊ちゃんであると知れたのである。 ――....