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左道
「左道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
左道の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「陸判」より 著者:田中貢太郎
ば疑われないこともないので、自分から出かけて往って朱に詰問した。 「お前が殺して
左道へかえたものだろう」 朱は言った。 「妻は睡っていてかえられたものです、実....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
うがごとしと。ここにいえる妖巫、英語でウィッチ、伊語でストレガ、女人殊に老女が、
左道を修め鬼魅に事《つか》え、悪念を以て人畜を害する者で、中には世襲の妖巫輩出す....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
問題として考え得る。右は近いが左のほうが歩きやすいとか、右は平坦《へいたん》だが
左道《ひだり》は清潔だとか何とか、たいがいのことには得失問題を起こす理由がある。....
「山の人生」より 著者:柳田国男
特色でもあるかというと、中世の天狗はふらりときて人に憑くこと野狐のごとく、或いは
左道の家に祭られて人を害するは、近世の犬神オサキのごとくであったが、今は絶えてそ....