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巫蠱
「巫蠱〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
巫蠱の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
傷から出た血が乾いて今まで鷹羽に条《すじ》や斑となって残ったとある(オエン『老兎
巫蠱篇《オールド・ラビット・ゼ・ヴーズー》』一三六頁)。高木敏雄君の『日本伝説集....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
くしまたそれを乾《ほ》して摩《す》れば歯痛まずに生えると信ず(一八九三年版『老兎
巫蠱篇《オールド・ラビット・ゼ・ヴーズー》』二〇七頁)。陳蔵器曰く兎の肉を久しく....
「李陵」より 著者:中島敦
起こしてから十四年、腐刑《ふけい》の禍《わざわい》に遭《あ》ってから八年。都では
巫蠱《ふこ》の獄が起こり戻太子《れいたいし》の悲劇が行なわれていたころ、父子相伝....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
故で、矜羯羅《こんがら》よりは制※迦《せいたか》に近い、かかる如意使者は、欧州の
巫蠱《ふこ》(ウィチクラフト)また人類学にいわゆるファミリアール(眷属鬼)の一種....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
黒焼を油で煉《ね》って禿頭《はげあたま》に塗らば毛髪を生ずといい、オエンの『老兎
巫蠱篇《オールド・ラビット・ゼ・ヴーズー》』に蛇卵や蛇脂が老女を若返らすと載せ、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ヌマンは娶《めと》らず、強勢慈仁の神にして人に諸福を与う。また諸鬼、妖魅、悪精、
巫蠱《ふこ》を司《つかさど》る。悪鬼に付かれし者これに祷《いの》れば退く。流行病....
「学問のすすめ」より 著者:福沢諭吉
きわ》まるところを知るべからず。これをかのアジヤ諸州の人民が、虚誕妄説を軽信して
巫蠱《ふこ》神仏に惑溺し、あるいはいわゆる聖賢者の言を聞きて一時にこれに和するの....