差し付けて[語句情報] »
差し付けて
「差し付けて〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
差し付けての前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「暗黒公使」より 著者:夢野久作
喰べずに、男の様子をまじまじと見ていた。それから、やがて小さな書物を男の眼の前に
差し付けて、顔をずっと近付けながら、何かひそひそと話していたようであったが、紫色....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
に小さく見えた。 おおよそ六尺の間隔を保ち、互いに切先を相手の眉間へ、ピタリと
差し付けて構えたまま、容易に動こうとはしなかった。 道具を着けず木刀にての試合....