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差す手
「差す手〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
差す手の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
踊りをおどってごらんに入れます」 先生を圧迫して、自分が放課を宣告し、右の手を
差す手、引く手にして足踏みおかしくはじめると、乳母の膝なる登が笑いました。 登....
「落語・教祖列伝」より 著者:坂口安吾
んでもないナギナタの舞いのように見えて、しとやかに、やさしく、美しく、あでやかな
差す手引く手にすぎないが、この奥には無限の修錬がつまれていて、ミコサマはナギナタ....
「巷説享保図絵」より 著者:林不忘
ゃんには、骨が曲げられるような苦しみであった。
が、十日もすると、お駒ちゃんの
差す手抜く手がすっかり板についてきて、そのたっぷりしたからだで、見事な線をつくり....