差上る[語句情報] » 差上る

「差上る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

差上るの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
えゝ今日は直にお暇を」 大「何はなくとも折角の御入来、素より斯様な茅屋なれば別に差上るようなお下物もありませんが、一寸詰らん支度を申し付けて置きましたから、一口....
超人鬚野博士」より 著者:夢野久作
はアノ。その若様の代理で御座いますがねえ。ハイ間違い御座いません。それでお電話を差上るので御座いますが……その若様の御身の上について大切な御報告を申上げたい事が....
父杉山茂丸を語る」より 著者:夢野久作
ました。途中でこの帽子をドウ仕末しようかと考えましたが、結局アナタ(お祖父様)に差上るよりほかに道がないと気が付きました。アナタに差上るのならばドンナに身分不相....
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
く御礼申上ます。御通告申上ましたように、詳細は後日決算報告を御手元へ伝記と共に、差上る事になっておりますので、ここでは荒方工事の報告を致します。一、銅像一千一百....