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差渡し
「差渡し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
差渡しの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
が楽に跼まれる位の大|暖炉が取付けられて、黒塗の四角い蓋がしてある。その真上には
差渡し二尺以上もあろうかと思われる丸型の大時計が懸かっているが、セコンドの音も何....
「宇宙爆撃」より 著者:蘭郁二郎
は絶対ではありません、いつも相対的な仮りのものです、この机の厚みが一インチある、
差渡しが四十センチある、或いは又高さが二尺六寸ある、つまりそれは仮りに定めた「物....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
余もある賽銭箱へ、絶間もなくばらばら落ちるお賽銭は雨の降るようです。赤い大提灯の
差渡し六、七尺、丈は一丈余もあるのが下っています。「魚がし」と書いてあったようで....