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差送る
「差送る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奥の海」より 著者:久生十蘭
、金十郎は用人部屋から駆りだされて大阪に下り、川口の囲倉から廻米を受領して京都へ
差送る、廻米下役をつとめていたが、そのころ湊入りした津軽船の上乗りから、知嘉姫の....
「枯尾花」より 著者:関根黙庵
犯状明かならず、去迚放還も為し難き、俗に行悩みの咎人ある時は、本城伊勢の安濃津へ
差送ると号し、途中に於て護送者が男は陰嚢女は乳を打て即死せしめ、死骸を路傍の穴へ....