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「巻舒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

巻舒の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
わぬ経を読むもので、こうして無関心に繰返しているうちに、説明となり、密語となって巻舒《けんじょ》されることと思われます。 お角さんは、そのいわゆる、習わぬ経を....
木曽御嶽の両面」より 著者:吉江喬松
今まで見えていた一の池、二の池、三の池の姿も一切隠れてしまう。この雲の徂徠、雲の巻舒、到底下界では見られない現象である。が、刹那に雲が開けると、乗鞍、槍ヶ岳一帯....