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巾幗
「巾幗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
巾幗の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「妾の半生涯」より 著者:福田英子
ど感情にのみ奔《はし》るの癖《くせ》ある妾は、憤慨の念燃ゆるばかり、遂《つい》に
巾幗《きんこく》の身をも打ち忘れて、いかでわれ奮い起ち、優柔なる当局および惰民《....
「田沢稲船」より 著者:長谷川時雨
めたのは、そうだ、木村|曙《あけぼの》女史も十七からだ。」 と、日本の、明治の、
巾幗《きんかく》小説家たちの、創世期時代の人々の名をあげたが、それは、そんな古い....
「三国志」より 著者:吉川英治
馬懿仲達に取り次いだ。司馬懿はまず匣を開いてみた。――と、匣の中からは、艶やかな
巾幗と縞衣が出てきた。 「……何じゃ、これは?」 仲達の唇をつつんでいる疎々た....