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「市川房枝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

市川房枝の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
女性の歴史の七十四年」より 著者:宮本百合子
民全体の関心の焦点におかれたにつれて、婦人参政権建議案が初めて議会に提出された。市川房枝、金子しげりなどの婦人参政権獲得期成同盟会が成立したのは翌十三年のおしつ....
今日の文化の諸問題」より 著者:宮本百合子
婦徳を全うすることこそ日本文化の世界に誇るべき輝きであると論じ、婦人参政権運動の市川房枝女史も座談会の席上でもとの婦選運動は男性に対して行われたような点がなくは....
春遠し」より 著者:宮本百合子
余の選挙人名簿記載洩れが生じた。新聞は、婦人参政権のために、殆ど一生を費して来た市川房枝女史が、当日わざわざ遠方の投票所へ行ってはじめて記載洩れで投票出来ないこ....
一票の教訓」より 著者:宮本百合子
議士のどっさり出たことも、この不適当な選挙方法の欠陥のあらわれのように語られた。市川房枝女史も、今の日本に三十九名もの婦人代議士の出たことはよろこぶべきよりも、....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ラジオは建設日本の声、というのを募集して居ります。四百字詰三枚ぐらいのものです。市川房枝、赤松などという婦人たちが、婦人問題の部面に活動をはじめるようです。 ....
日記」より 著者:宮本百合子
寂しく感じる。 あまり根底があさいのに、外界に大きく働きすぎるからだったのか。市川房枝女史が実行家で、彼女は、自から鋭く熱がないのだとかかれて居る。短い期間に....