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布施物
「布施物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
布施物の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
るが、崔は今さら心持がよくないので、後に僧をたのんで供養をして貰って、かの指輪を
布施物にささげた。 その後に変ったこともなく、崔は郡の役人として評判がよかった....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
を掘りかえしたが、仏は見付からなかった。彼はまた言った。 「諸人が誠心をささげて
布施物を供えなければ、仏の姿を拝むことは出来ない」 集まっている男女はあらそっ....
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
で、お懇の御回向を戴きまして、ほんのお布施で」 僧「いや多分に貴方、旅の事だから
布施物を出さんでも宜しい、それやア一文ずつ貰って歩く旅僧ですから、一文でも二文で....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
仏教の有難い例話などを引いて説教の後に三帰五戒を授けて遣りましたところがめいめい
布施物を上げました。その中に娘が一人居りましたが自分の首に掛けて居る
です。珊....