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布雲
「布雲〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
布雲の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
ものから青嶺ろにいさよふ雲のよそり妻はも (同・三五一二) 夕さればみ山を去らぬ
布雲の何か絶えむと言ひし児ろはも (同・三五一三) 沼二つ通は鳥が巣|我がこころ....
「黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
塊が屯して盛に活動している。もくもく湧き上る白銀を溶したような頂のあたりには、領
布雲が二すじ三すじ横に靡いていた。行手を仰ぐと仙人山の尾根には雲が低く垂れて、一....