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帆掛船
「帆掛船〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
帆掛船の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「地球図」より 著者:太宰治
ものにちがいない、と気附いたのである。磯辺に出て、かなたこなたを見廻したが、あの
帆掛船の影も見えず、また、他に人のいるけはいもなかった。引返して村へ駈けこんで、....
「猿小僧」より 著者:萠円山人
がよかったので、小僧はぼんやりと見とれていると、やがて沖の方から一|艘《そう》の
帆掛船が来るのが見えた。小僧は久し振りにこんなものを見たので、何だか懐かしいよう....
「お母さん」より 著者:小川未明
「お母《かあ》さん海《うみ》が見《み》えた! あれあれかもめが飛《と》んでいるよ。 あれあれあんなに遠《とお》く
帆掛船《ほかけぶね》が 見《み》えるよ。 お母《かあ》さんお母《かあ》さん海《う....