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帝京
「帝京〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
帝京の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「奇遇」より 著者:芥川竜之介
しんいっとうし》、燕都遊覧志《えんとゆうらんし》、長安客話《ちょうあんかくわ》、
帝京《ていきょう》――
編輯者 いや、もう本の名は沢山です。
小説家 まだ西洋人....
「新版 放浪記」より 著者:林芙美子
る。私は胸の中かムンムンつかえそうになった。ちんやを出ると、次があらえっさっさの
帝京座だ。私は頭が痛くなってしまった。赤いけだしと白いふくらっぱぎ、群集も舞台も....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
》ること十里のツイシカリは伏見に等しき地となり、川舟三里をのぼりサッポロの地ぞ、
帝京の尊きにも及ばん」と、そう唱えた旧幕の道路掛りは、未来の繁栄を空想しながらシ....
「八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
顔を上げたが、 「京都の産まれでございます」 「ナニ京都? おおさようか。京都は
帝京、天子|在す処、この信濃からは遠く離れておる。しかしよもやただ一人で京都から....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ているうちに、昨今いよいよ増長して、断然目に余る。
大江山に棲《す》む鬼共が、
帝京の地に出没して物を掠《かす》め、女をさらって行ったように、彼等は三田の薩摩屋....
「西航日録」より 著者:井上円了
い、ふたたび西方への航路万里の途についたのであった。) 新橋発車 決意一朝辞
帝京、学生千百送吾行、鉄車将動煙先発、万歳声埋汽笛声。 (意を決してこの日東京に....