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「師傅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

師傅の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
文字禍」より 著者:中島敦
とである。老博士は即日《そくじつ》謹慎《きんしん》を命ぜられた。大王の幼時からの師傅《しふ》たるナブ・アヘ・エリバでなかったら、恐らく、生きながらの皮剥《かわは....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
または接待役と信じ、彼らを歓迎する旨を述べてくれた老中牧野備後こそかつては皇帝の師傅であり現に最も皇帝の信任を受けつつある人と信じたという。 三 ....
三国志」より 著者:吉川英治
はかれとご遺言になった。きっと、それを守ろうと思う」 「張昭はまことに賢人です。師傅の礼をとって、その言を貴ぶべきです。けれど、私は生来の駑鈍、いかんせん故人の....
三国志」より 著者:吉川英治
権は、呉の基業をうけてからまだ歳月も浅く年齢も若い。張昭と周瑜のふたりは、どうか師傅の心をもって、孫権を教えてください。そのほかの諸臣も、心をあわせて、呉主を扶....