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師岡正胤
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
学者で知らないもののない人の名が、この正香の口から出る。平田門人、三輪田綱一郎、
師岡正胤なぞのやかましい連中が集まっていたという二条|衣の棚――それから、同門の....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の足利将軍らの木像の首を三条河原に晒したという示威事件に関係して縛に就いた先輩|
師岡正胤をはじめ、その他の平田同門の人たちはわずかに厳刑をまぬかれたというにとど....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
河原は正香にとって、通るたびに冷や汗の出るところだ。過ぐる文久三年の二月、同門の
師岡正胤ら八人のものと共に、彼が等持院にある足利尊氏以下、二将軍の木像の首を抜き....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
ら取り出した。それを部屋の壁に掛けて正香に見せた。 鈴の屋翁画詠、柿本大人像、
師岡正胤主恵贈としたものがそこにあった。それはやはり同門の人たちの動静を語るもの....