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「帯芯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

帯芯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
あの海辺で死なせるのはみじめすぎると思う。あした局へ行って一番に送ってあげよう。帯芯《おびしん》の中には、ささけた一円札が六七枚もたまっている。貯金帳は出たりは....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
おはきになったのですものね、鷺の宮であなたの足袋を縫ってくれるというので、ネルや帯芯をもってゆき、もう出来ましたって。近々足元がいくらかましにおなりでしょう。鷺....
放浪記(初出)」より 著者:林芙美子
の海辺で死なせるのは、みじめすぎる。 あした局へ行って、一番に送ってあげよう、帯芯の中には、さゝけた壱円札が六七枚もたまっている、貯金帳は、出たりはいったりで....