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帳元
「帳元〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
帳元の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ナニ、薩摩、その薩摩がどうした、憎い奴だ。 このごろ、江戸の市中の火附強盗の
帳元は、皆その薩摩の為《な》す業だと言っている。この増上寺に近いところに、その市....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
りいわい》。 追出しをすましてから、櫓主《やぐらぬし》、若太夫《わかたゆう》、
帳元《ちょうもと》、奥役《おくやく》、道具方一統から踊子、口上役、ぜんぶ櫓裏の二....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
売れますると、近辺の商人が売れなくなって困るところから、寄合を附けました。 甲「
帳元さん、マア何ういう考えか知んねえが、先方へ往って話いしたとこが、元|侍だから....