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「帳幕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
李陵」より 著者:中島敦
、李緒《りしょ》とまちがえられたに違いないのである。 その晩、彼は単身、李緒の帳幕《ちょうばく》へと赴《おもむ》いた。一言も言わぬ、一言も言わせぬ。ただの一刺....
三国志」より 著者:吉川英治
遠征万里。帰還の日は来た。 顧みれば、百難百戦、生命ある身が奇蹟な気がした。帳幕の人、長吏|費※は、その総引揚げに当って、ひそかに孔明に諫めた。 「かくはる....