常綺羅[語句情報] »
常綺羅
「常綺羅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
常綺羅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新世帯」より 著者:徳田秋声
ょうよ。」と言って新吉は相手にならなかった。 「だが君はいいね。そうやって年中|
常綺羅でもって、それに内儀さんは綺麗だし……。」と新吉は脂ッぽい煙管をむやみに火....
「斎藤緑雨」より 著者:内田魯庵
た。貧乏咄をして小遣銭にも困るような泣言を能くいっていても、いつでもゾロリとした
常綺羅で、困ってるような気振は少しもなかった。が、家を尋ねると、藤堂伯爵の小さな....
「二葉亭四迷の一生」より 著者:内田魯庵
調して着飾り出した。「これが資本だ、コンナ服装をしないと相手になってくれない」と
常綺羅で押出し、学校以来疎縁となった同窓の実業家連と盛んに交際し初めて、随分|待....