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幕明き
「幕明き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
幕明きの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
客たちから激しい好奇の目で見られようとしているのを知っていた。立役《たてやく》は
幕明きから舞台に出ているものではない。観客が待ちに待って、待ちくたぶれそうになっ....
「縮図」より 著者:徳田秋声
が通りまして、一番見いいところを取っておきました。さあどうぞ。」 と先に立ち、
幕明き前のざわつく廊下を小股にせかせか歩きながら、棧敷の五つ目へ案内し、たらたら....