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干上がる
「干上がる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
干上がるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
はたと当惑いたしました。 けれども、むろんそれは一瞬です。よし墨田の大川に水の
干上がるときがありましょうとも、江戸八丁堀にぺんぺん草のおい茂る日がありましょう....
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
粉の輪で思い出すのは、蒸発皿である種の塩類の溶液を煮詰めて蒸発させる時に、溶液の
干上がるに従って、液面が周囲の器壁に接する境界線の所に、粉状の塩の土手ができる。....
「レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
て危うく助かった事もあった。大きくなるに従って物を知りたがり、卓布にこぼれた水が
干上がるとどうなるかなどと聞いた。内気でそして涙|脆く、ある時羊が一匹|群に離れ....