干天[語句情報] »
干天
「干天〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
干天の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
です、ガラス戸をあけるとすぐ目の中が妙になります。一天かき曇っています。こんなに
干天で吹くのだから。火事がこわいこと。
お体の工合いかがかと思います。しきりに....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
駒込林町より(封書)〕 八月六日 夕刻 さっきお手紙頂きました。このお手紙は
干天の雨でした。何だかそちらの御様子がよくのみこめなくて、次第次第に心配になって....