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干宝
「干宝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
干宝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
から今ただ手当り次第に略述する事とせり。まず虎が恩を人に報じた例を挙げると、晋の
干宝の『捜神記』に廬陵の婦人蘇易なる者善く産を看る、夜たちまち虎に取られ、行く事....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
祖をなしたと言ってもよろしいのです。 この原本の世に伝わるものは二十巻で、晋の
干宝の撰ということになって居ります。
干宝は東晋の元帝に仕えて著作郎となり、博覧強....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
うことになって居りますが、その作者については種々の議論がありまして、『捜神記』の
干宝よりも、この陶淵明は更に一層疑わしいといわれて居ります。しかしそれが偽作であ....
「三国志」より 著者:吉川英治
と今でもきっと撃鼓の声がする。漢中の八陣の遺蹟には、雨がふると、鬨の声が起る。「
干宝晋記」 そのほか探せば数限りないほどこの類の口碑伝説はたくさんある。純朴愛....