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平け
「平け〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
平けの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「ケット」と「マット」」より 著者:喜田貞吉
からざるをえぬ。 案ずるに我が天孫民族の国家の発展は、「豊葦原の瑞穂国を安国と
平けく治ろしめせ」との天津神の依ざしを受けたものだとの、確乎たる信念のもとに行わ....
「ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
せ給ひぬ。
セイレエン等
憂きこと知らぬ漂の世を、
魚は海の涼しき国に、
平けく
楽しく過すものとは、早く知れり。
さはれ。祭の場に賑はしく集へる君等よ。....
「特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ」より 著者:喜田貞吉
豊葦原の瑞穂国、すなわち我が日本の土地には、前から人民が沢山いる、その国を安国と
平けく治ろしめすというのが大目的でありました。決して先住の人民を殺したり、放逐し....
「茂吉の一面」より 著者:宇野浩二
り寝にすでに馴れつつ枕べに書をかさねてあかりを消しぬ」、「街にいでて何をし食はば
平けき心はわれにかへり来むかも」などと詠んだ気もちであろうか。ところで、これらの....