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「平三郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

平三郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
梅津只円翁伝」より 著者:杉山萠円
原神留 ◇夜討曾我 (シテ)大野徳太郎 (シテツレ)梅津利彦、小田部正次郎、藤田平三郎、楢崎徳助、梅津昌吉、井上善作、諸岡勝兵衛 (大鼓)宮崎逸朔 (小鼓)栗原....
中支生活者」より 著者:豊島与志雄
中支生活者 豊島与志雄 杭州へ行った人は大抵、同地の芝原平三郎氏の存在に気付くであろう。 杭州は蒋政権軍資の源泉の一つでもあったし、ま....
藤九郎の島」より 著者:久生十蘭
らず、春の終りまでにつぎつぎ五人死に、左太夫、楫取の甚八、水夫の仁一郎、おなじく平三郎の四人だけになったが、船頭の左太夫も追々弱ってきて、秋口から病《わずら》い....
猿ヶ京」より 著者:佐藤垢石
このほど、元代議士生方大吉君の案内で東京火災保険の久米平三郎君と共に、上州と越後の国境にある三国峠の法師温泉の風景を探ったのである。途....
利根の尺鮎」より 著者:佐藤垢石
どもが憎悪すべき、恐怖すべき、とんでもないたくらみを起こした。 大正末年、大川平三郎は金儲けのために、片品川の水を糸之瀬で悉く塞きあげ、森下に発電所を起こし、....
水面に浮んだ女」より 著者:田中貢太郎
それを忘れてしまって、土佐の壮い女を妻にして男の子を産ませた。平兵衛はその小供に平三郎と云う名をつけて可愛がった。 加賀に残って夫の留守を守っていた元の妻は、....
黒部川を遡る 」より 著者:木暮理太郎
ない穴があって、竜宮に通じているのだそうだ。此穴に主が棲んでいる。此主へ愛本村の平三郎という人の娘が嫁に入った。いよいよ淵に入る段になると、狭霧が水面を立ち罩め....